カウンセリングを受けようかどうかって迷いますよね。何しろ未知の世界。色々と不安になります。そんな時は踏みとどまっている理由の棚卸から始めるのはどうでしょうか。
一般的な理由をいくつかあげてみます。
- カウンセリングを受けていると知られたくない
- カウンセリングに頼らなきゃいけない自分が嫌だ
- カウンセラーにわかってもらえないんじゃないか
- 時間がない
- 値段の価値があるのかわからない
あなたにとっての理由も書き出してみませんか?
理由の意味
どんな理由もれっきとした意味があり、「悪い」ものは一つもありません。カウンセリングを踏みとどまる理由はあなたが今までの人生の中で大切にしてきたもの、そしてそれを大切にすることでうまくいってきたことが多いと思います。
上に挙げた例になぞらえると
- 「この人は大丈夫と思われる」ことでうまくやってきた。
- 「自分のことは自分でする」「人に迷惑をかけない」ことでうまくやってきた。
- 「誤解や否定される機会をさける」ことでうまくやってきた。
- 「自分に厳しくし、誰かの役に立つ」ことでうまくやってきた。
- 「分析的な結果を優先する」ことでうまくやってきた。
どれもあなたがうまく人生を送れるように助けてきてくれた大切なことだと思います。
こんな風にカウンセリングに行かない事であなたが何を大切にしているのか考えるのも自分を知るきっかけになるかもしれません。
得られるかもしれない大切な事
カウンセリングを考えるきっかけは単に問題解決のための情報を求めているだけのこともありますが、多くの場合は大切にしているものの裏側、大切にしているからこそ失っている事にも気づき始めているからかもしれません。
私たちは失うかもしれない事ばかりに目が行くようになっていますが、そこから得られるかもしれない大切な事に気づき始めているからかもしれません。
- 一人で頑張らなくてもいいという安堵
- 本当の自分を見せても大丈夫なんだという安心
- 自分を大切にする優しさ
- 驚きや発見の躍動感
- 選ぶ自由とちゃんと選べるという自信
- 今とは違う未来
白黒の間に気づく
そして失う「かも」しれないこと、得られる「かも」しれないという白黒両極端な考えの間に中間的な考えを加えていってみると気持ちはどう変わるでしょうか?
- もしだめでも1時間無駄にしただけ
- やるだけのことはやったと自分で思えるようになる
- やらないことの後悔よりも、やったことの後悔のほうがまし
- カウンセリングってこういう感じなんだと学べる
- ちょっと冒険したと思えばいい
カウンセリングを受けるかどうかを決めるのも こんな風に今まよっている「いつも」のサイクルから少し抜け出すきっかけに使うこともできます。
迷いは大切なプロセス。そして新しいことを試すチャンス。
カウンセリングを受けようか迷っているという相談から始めてみるのも一つのアイデアです。
ブログ写真のタンポポの種はどこにとんで行くのでしょうか。行先は未知だけど、着いた先で綺麗な花が咲くことを願っています。